2012.04.02
初めての事件 [その他]
1 私は、昭和60年4月登録です。
28年目に入ります。
現在、52才です。
2 弁護士になって初めて単独で担当をしたのは、自動車ディーラーの修理代
約20万円の請求でした。
何らかのトラブルで入金がなく、内容証明を出して交渉して、満額回収できた
という記憶があります。
3 現在私の業務で最も多い破産管財事件を初めてしたのは、弁護士になって
5年目のおわりころでした。
同期はほとんど、既に配点されていたので、どうして自分だけ破産管財事件
が来ないのかなと思っていたらようやく配点された、という思い出があります。
予納金が50万円でしたが、1人個人事業者の「同時廃止崩れ」で、財産は
何もなく、期日1回で終了して約50万円の報酬をもらって、報酬が多すぎて
申し訳ないと思えていました。
その破産は、今なら、同時廃止か、予納金20万円の少額管財事件になって
いたと思います。
4 また、初めて不動産の仮差押をしたとき、2時間くらいかけて起案して事務局
に渡したら(申立書、報告書、書証の指示)、ボス弁に「俺なら15分」といわれ
ていました。
(1年目のおわりころには、20~30分で起案できるようになっていたので、保
全面接の待ち時間の30分で次の保全起案が終了していました)