2015.05.07
入札
1 ある破産管財事件の換価に関し、破産財団に帰属する動産を、①重機、②車、③リフト、④原木、⑤機械、⑥建築資材、の6つのグループに分けて入札を行おうと考えました。
2 これらの動産は、破産会社の本社と倉庫(いずれの不動産も破産財団に帰属)に、それぞれ保管されていましたので、まずは、既に買付の入っていた倉庫に保管してある動産を優先して、入札を行うことにしました。
3 ①重機と②車は、「車両」として一括りになりそうですが、今回は、ダンプカー等もありましたので、それぞれ輸出ルートを持っている方が得意とされるのではないか、と考えて、別々にすることにしました。
4(1)一方、⑤機械についても、ア)建築系、イ)土木系、のいずれもありましたので、区別して入札手続をするか否か迷っていました。
(2)すると、それぞれの取扱いを得意とする業者がいるということが分かりましたので、区別して入札をすることにしました。確かに、機械系と土木系で取扱いの得意・不得意があるのだなということが良くわかる入札結果となりました。
5 結果的に、7つのグループに分けて入札を行うこととなりました。
6 入札者には、従前別の破産管財事件の換価にて入札に参加されたことのある業者の他、今回初めて破産会社の取引関係者を通じて参加された業者もいました。