2014.07.05
通常民事事件と弁護士数
1.A庁に事務所のある弁護士のブログに、以下のような内容の
記事が載っていました。
(1)地裁の民事の通常訴訟事件である「ワ号事件」の件数の
全国平均数が、平成21年の件数を100とすると、平成25年
は62にまで減少している。
(2)事件数が最も減少している県では、平成21年の件数を
100とすると、平成25年度の事件数が27になっており、
約4分の1にまで減少している。
(3)もっとも、事件数が最も減少している同県は、弁護士過疎
の上位の県でもあるところ、弁護士過疎とはいえ、平成25年
の弁護士数は平成21年の弁護士数の1.6倍に増加していた。
2.事件数は約4分の1、弁護士数は1.6倍になったということ
ですので、つまり一人当たりの平成25年の事件数が平成21
年の16%すなわち約6分の1になった県があるということに
なります。
3.通常訴訟事件数の減少は、過払金返還請求事件の減少が
原因ですが、当事務所は、過払金返還請求事件をあまり受任
していなかったので、影響はありません。
4.本日(土曜日)の当事務所は、平常営業で、今のところ、
午後1時、3時、7時に新件2件の相談と打合せ1件が入って
います。