2013.08.10
司法修習生の講義(破産管財)[自己破産]
1 当日は、問題の派生する問題点について
① 担当者への質問
② ①で不正解の場合は、当事務所の担当した司法修習生への質問
③ ②で不正解の場合、参加(傍聴)希望した若手弁護士への質問
というように質問をしつつ講義をしていきました。
2 (1)不動産の任意売却における財団組入について
①執行減価
②買増率
③売却基準価格
④破産減価
の用語を用いて説明せよ、という問題は、全滅でした。
(2)私も大阪時代は、回答できなかったと思います。
3 念の為、事前に伊勢支部の執行減価は50%のままか60%に戻したの
か尋ねたところ、平成25年4月1日以降の発令分以降は60%になり、
津地裁管内は統一されているとのことでした。
4 今までは、起案について私がコメントをして返信して再返信をうけて
講義をしていました。来年からは変更しようと思っています。
5 即ち
① 4であると自分のところしか勉強をしてこない可能性があります。
② そこで、来年からは、a.コメントを付して b.別の修習生に送付して
コメントに対する回答を付してもらうことにしました。
③ コメントは、 a.A修習生の起案に誤りがあるので、
b.貴殿(B修習生)においてそれを捜し出して
c.補正せよ
という形にしようと思います。