2013.03.02
収益執行 [不動産]
1 昨年開始をした収益執行は目的物が「居住用マンション」です。
2 開始時に「差押」のことが心配で、数室退去があったために
入居率が5割から4割まで落ち込みました。
3 その後、空室の部屋のクリーニングやクロスの張り替え等の工事を行い、
入居者募集を開始しました。
4 所有者側も将来の任意売却時の金額の高額化、ひいては自己の債務の
減額が見込めましたので、管理人に対して協力的でした。
5 今年2月からの転居シーズンに入り、入居者の増加率も速度を早めて残り
あと1室になりました。
6 このペースですと、今月中に満室となりそうで、抵当権者の収益執行の
目的の一つである収益物件の価値を高める作業もほぼ達成できそうです。