2012.02.15
不動産の決済(不動産)
1 昨日、尾鷲市の不動産の決済がありました。
私は、なるべく、不動産の決済には立会いするよう心がけていますが、今回の
決済場所は尾鷲市であり、伊賀支部の調停委員の仕事と重なったため、昨日
は立会いができませんでした。
ちなみに、伊賀簡易裁判所の弁護士の調停委員は3名いますが、伊賀支部
の管内(伊賀市、名張市)に事務所を置いていないのは私だけです。
2 決済には、①司法書士、②仲介業者、③買主、④抵当権者 が出席します。
(1) 登記書類が整っているかの確認が終わり、①売買代金の支払い、②抵当
権者への支払い等が完了するまで、30分前後待つことになります。
(2) そこで、私(売主)は、待っている間に、
① 売側の仲介業者とは、他の不動産の売却の進捗状況の確認
② 買側の仲介業者には、地元の不動産の状況を聞いたり、売出中の物
件のセールス
③ 司法書士には、営業(他の物件の決済書類の準備状況の確認)
④ 抵当権者には、他の物件の売却価格を下げるための交渉
などをしたりします。
(3) 買主さんから話しかけれかけられることは、あまりないですが、時々、不
動産業者が買主である場合には、セールスをすることになりますし、それ以
外の場合でも、買主さんの業界のこぼれ話を聞いたりすることもあります。